翻訳家によるコラム「分子生物学・バイオ技術・環境コラム」

高橋翻訳事務所

分子生物学・バイオ技術・環境コラム

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2013/03/14
心筋梗塞や狭心症などの生活習慣病の要因

生物学翻訳、学術論文翻訳、環境翻訳担当の平井です。

生活習慣病(lifestyle-related diseased)とされる心筋梗塞(cardiac infarction)と狭心症(angina)は、加齢、高血圧、糖尿病、高脂血症(hyperlipidemia)、喫煙などが要因となります。ちなみに僕は煙草を吸いません、私事ですいません(汗)。

心筋梗塞の原因は冠動脈(coronary artery)に血栓(blood clot)が形成されることにより起こります。心筋梗塞発症の危険因子としては、加齢、高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙などが挙げられることから、生活習慣病とも言われています。自覚症状が乏しいためにコントロールすることが困難です。

狭心症には走ったり階段を上がったりしたときに起こる労作時狭心症と就寝中など安静にしているときに起こる安静時狭心症があります。症状はすぐに治まる胸痛(chest pain)が特徴です。時に歯痛や肩の痛み、つまり放散痛がみられることがあり、間違って歯科(dentistry)を受診したりすることがあります。

心筋梗塞では突然胸が絞り込まれるような痛み、胸をドスンと叩かれた症状があり、30分以上続きます。また、冷や汗を伴うこともあります。糖尿病患者や高齢者では症状に軽重があり注意が必要です。治療法としては血栓形成に対しての薬剤投与、血流を再開させる治療つまり再灌流療法、発症12時間以内であれば血栓溶解療法を行います。


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